渋谷に2年くらいいた話

大学卒業後、一時期司法試験受験生として渋谷に通っていた時期があります。

南口にある伊藤塾というところ。

朝8時から夕方6時頃まで、自習室にこもっていました。

2年くらいいて結局、司法試験を一旦諦め、大学受験予備校に就職しましたので、なんというか、渋谷は私のくらーい時代の思い出の地なわけです。

そんなツライ生活の中で一筋の光明は、たまにいくランチタイム。

いつもはビンボーなので母の手作りおにぎりを食べているのですが、週一くらいで友だちとランチに出かけました。

煮干しラーメンの時代屋とか、排骨坦々麺のあすかとか。他にもナン食べ放題のカレーとか、石焼ビビンバとか。

さすがは渋谷で、美味しいものは多かったです。

 

話はそれますが、司法試験受験生と一口に言っても、セレブからビンボーから色々いるわけです。

だいたい、大学卒業後働かずに勉強だけできる人の層って、やっぱり豊かな家庭の子女が多かったように思います。

うちは、親が高齢で年金暮らしだったため、私がバイトしたお金を家に入れて生活が成り立っていたので、格差ありました。

毎日1000円くらいのランチを食べている人とか、眩しかったですよね。

 

 

そんな渋谷に先日用事があっていくことになりました。

ちょうど昼時だったので、懐かしい店でランチしようとネットで検索してみたら、煮干しラーメンの時代屋はもうなくなっていました。

悲しみに暮れながら、排骨坦々麺のあすかに行ってみるとなんとゴールデンウイーク中のため休業。

空腹と絶望で、なかばウォーキングデッドみたいになりながら、苦労時代のソウルフードともいうべき最後の牙城へ。

それは、タイ国ラーメンのティーヌン。

南口の駅正面にあった東急のデパートの裏にこじんまりとあった小さな店。

いまや東急デパートも取り壊されていて月日の流れを感じ、「ティーヌンもなくなってるのかな」とおそるおそる行ってみると、ありました。

 

ティーヌンって、ご承知のとおり今やデパートの中に支店があるような成功しているチェーンなのですが、ここの店は昔とかわらず路地裏の本場タイ料理店という雰囲気をまとっていました。

中はこんな雰囲気。

壁の剥がれがいい感じ。

店員さんはアジア系多分外国人の方。

ぶっきらぼうな接客も好き。

いただいたのは、トムヤムラーメン全部入り、麺は中華麺をチョイス。

美味しくて一気に食べました。

帰りがけ、雨が強くなってどうしようかなと思っていたら、さっきのぶっきらぼうな店員さんが奥からそっと傘を持ってきてくれて、アジアのあったかさを感じました。

 

渋谷、この10年くらいですごい変わってますが、長くある店は案外そのまま残っていたりしますね。

 

人生のひと時を過ごした街に戻ってみるのもいいですね。


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コメント

    • 川田健太郎
    • 2019年 6月 01日

    担々麺を久々に食べようと渋谷に降りたら、渋谷の再開発がかなり進んでいましたし、担々麺の店、アスカ、が閉店していました 涙 

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