いろいろについての考察

ゴールデンウイーク明けに思うこと

最大9連休のゴールデンウイーク、あっという間におわりましたね。

私は、特に旅行にも出かけず、普通の暦を淡々と過ごした、という起伏の少ない連休でした。

そういえば、ゴールデンウイーク、どこかに行ったことないなあ。

20代から30代前半まで司法試験でそれどころじゃなかったから、ゴールデンウイークに出かける習慣が身に付かないままなんですよね。

なので、今年も連休の中日の平日だった5/1と5/2、普通に仕事していました。

相手方弁護士の事務所に電話をかけたら、「本日出張で。。」といわれて「うそつけ」と思ったのが連休といえば連休らしいエピソード(笑)。

それでも、ゴールデンウイークが終わるとなんとなく憂うつな気持ちになりますよね。

そんな、自分はろくにエンジョイしてないのに世の中のメランコリー感や喪失感だけ共有させられる、ゴールデンウイーク明け。

「でもちょっと待てよ」と、いつも思うことがあります。


私は人生で浪人生活を何度か経験しました。

 

大学受験の時と大卒後の司法浪人のときです。

 

高校卒業後、みんなが次のステップに進んで「入学式のスーツどんなのにする?」とかキャピキャピしてるのをハタ目に

「春期講習どの先生の講座取る?」

とか、代ゼミに進学を決めた仲間とウエットに話をしていました。

 

大卒後の司法浪人の時なんかもっと辛かった。

周りのみんながそれぞれ進路を決める中、卒業式の2ヶ月後に迫った司法試験受験日が迫っていて、卒業式すらろくに楽しめず。

いざ、浪人となった4月1日からは、「将来の結果を出すためだけの猶予期間の今」というシビアな現実に直面しました。

そして、全ての免罪符だった「大学生という肩書きを失う」ことに恐怖を覚え、人間の基本欲求の1つ「所属の欲求」を痛いほど感じました。

 

そんな過去の経験から、ゴールデンウイーク明け、「復帰しなければならない社会がある」というのは実はとても幸せなことなのだと思っています。

 

だって、自分で築いた場所があり、仕事があり、お客様がいればこそ、行くべきところがあるわけですから。

会社であれ、仕事であれ、アポイントであれ。

ゴールデンウイーク後に「あーあやらなきゃ」と思っていることは、実はあなたが望んで手に入れたものですよね。

行きたくない仕事だって、誰かにとっては羨ましいことなのかもしれませんし。

本当にやりたくなければやめる自由だってある。

順風満帆に、足踏みしたことのない人にはあまりピンとこないかも知れませんが、ホント世間と一緒に休めて、そのあと戻るべき場所があるのは幸せなこと。

浪人経験は悪いことばかりではないですね。


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