「女性の相続」を語る

最近家の中でメガネをなくし、裸眼で勝負してます。

そんな中、「女性の相続」というテーマのオンラインセミナーをやりました。

最近では一口に性別といってもその意味は多様ですよね。
身体的な意味なのか、自分で認識する性なのか。

また、私自身あまり性別に意味を持たせるのが好きでなく、「女なんだから」「女のくせに」みたいな立ち位置に勝手に置かれることには光の速さでカチンときます。

だから、セミナーのタイトルを考えるに当たり「女性の相続」と限定するということについてちょっと違和感がありました。

でも、真実と現実にはいつもタイムラグがあります。

まだまだ「女性だから」「男性だから」という伝統的な性別の理解と、その理解にもとづく「こうあるべき論」は現実に存在しています。

思い出すのは、20年ほど前、大学受験予備校で働いていた時のこと。

担当する生徒の中に、とても真面目な女子がいました。

彼女は「4年制大学にいきたい」と思っていたのですが、お父さんもお母さんも、「女の子は4年も勉強する必要はない」と言って許さず、結局希望を変更しました。

そこは家庭の事情ですし、やろうと思えば新聞奨学生など独力で進学する手段もあります。また、社会に出てから大学行ったっていいので、その時の彼女の判断についていい悪い、幸不幸をジャッジするわけではありません。

ただ、わずか20年前にも「女の子」という属性が決定的に進路に影響した人がいたことは事実。

もう少し一般的な話としても、「結婚したら女性は専業主婦になる」という考え方は、30年くらい前までずっとメジャーだったわけで、社会から性別による立ち位置の固定化という事実が完全になくなるのはおそらくまだ先のことだと思います。

そんな過渡期であるからこそ、その狭間で「女性」が置かれがちな立場、期待されがちな役割に関する相続にまつわるリスクやトラブルについてお伝えする必要があります。

受講者は女性が多かったのですが、セミナー中、皆さまzoomの画面にお顔を出してくれて、真剣にうんうんと聞いてくださっているのをみて、「やっぱりこのテーマにしてよかった」と、思いました。

トラブル防止に本当に必要なのは、法律に頼らず自分で選択し、行動する力。

よくある抜け穴とか節約とかの話を聞くだけじゃなく、少しでも明日からの生き方や考え方のヒントになるようなお話ができたなら嬉しいです。

ちなみに、ズームの時はセルフビューをココ(カメラの近く)に置くようにしてます。目線って、つい話をしている自分の顔に行くので、話してる最中ほぼカメラ目線で=相手の目を見てる感じで話せる気がする。

これ、オンラインライフハックだな。

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