近くにいる人は選びたいもの。
また、周りからの影響からぬけられず、どんどん落ち込んでダメループにはまらない。
そのためには。何より自分が強くなることが必要。
前回こんなお話をしました。
強くなるって何?どうしたらいいのか。
後編です。
真面目な人ほど、批判的な見方が苦手です。ダメって言われるとダメって素直に思ってしまう。
でもね。既に述べましたが、起業家さんは、起業した瞬間、学生・主婦・その他、それまでの属性がなんであれ、いきなり事業者というステージに立たされます。
「消費者」として保護してもらえなくなってしまうわけです。
事業者となればビジネスの世界。そしてそこは荒海。道中、色々な敵と対決する場面も出てきます。
見た目どんな強そうな敵が出てきても、変だなと思うことには「あれっ?」とすぐに気がつくこと。
場合によっては「それほんとですか?」「私調べでは違いますよ。」と言わないと損してしまうかもしれません。
大事なことなのでもう一度言いますよ。
「起業家は、自分の意見をちゃんと言わないと、経済的損失を受けるんです。」
これって、意識しないとなかなか難しいんですよね。学校では、反論の仕方って習ってないですから。
でも、起業家ならば、意見を言うこと/反論することは適切な振る舞いです。逆に、後になって問題になったときに、なんで言わなかったの?と言われるレベル。
その認識を改革することが第一歩ですよね。
では、自分の意見をちゃんと言うために何が必要か。
それにはまず、知識を持ち、基準を持つことです。
日常的に、土俵でもある自分のビジネスを取り巻くルールを知っておくこと。
1歳までの赤ちゃんにはちみつをあげてはいけない、というルールを知らなければ大切なものを守れないのと同じです。
契約って何?等価交換って何?というところを、息を吸うように理解しておくのがスタート。
そのほかにも、特定商取引法とかほとんどの起業家に関わるルールは押さえておかないと経済的損失を受けるかもしれません。
これらの知識を味方につけておけば、きちんと自分の力で、適切な道を歩めます。
私は、自分の周りのビジネスパーソンには損してほしくない、むしろ1円でも得してほしいと思っています(笑)。
それに、私の周りには、ダメループでダメダメ言っている人・言わせている人ではなく、ポジティブで成功した人を増やしたい。
意見を言うこと。そして意見を言うための力となる知識を持つこと。
教養としてのルールを、息を吸うように身につけましょう。