初めて社会人デビューすることになったとき、先輩からこんな激励をもらいました。
「弁護士の数は今後増えて、競争も激しくなるだろう。大変だと言う人もいるかもしれない。」
「でも、弁護士はアイディア次第でなんでもできる。色々なことにトライできる。そして、それで人に喜んでもらえる。すごく面白い仕事だよ」
私が司法試験に合格したのは、法科大学院(ロースクール)制度ができてから2回目という創世記で、まだ司法改革がカオス状態だった頃でした。
そのため、司法試験に合格しても、就職難とか弁護士人口増加で仕事もなくなる、みたいな不安いっぱいの船出でした。
実際のところ、その不安は概ね的中し、弁護士業界は大きく変化して、たくさんの弁護士が就職難やら経営難やらに苦労する時代が到来しました。
しかし、私の中では、最初にあげた先輩のコトバがいつも道の先を照らしています。
「アイディア次第で何にでもトライできる」
どんな仕事でも同じ。
お客様からお金をいただくのは大変なこと。
10年前に安泰だと思った大きな会社だって、経営破綻するケースだってあるわけですし、絶対安定なんてどこにもないですよね。
だから、頭をひねってアイディアを出して、トライすることが必要。
どうやれば人の役に立つか。
今は世の中にまだないけれど、あったら人の役に立つサービスはないか。
私だからできるサービスはないか。
考えていると楽しくなります。
そんなわけで、私だから提供できる1つのサービスの形として、私の持つ法律知識を、ビジネスに役立ててもらうための社員研修を、経営者さまからのご依頼で行っています。
今回は、今とても勢いのある遺品整理の株式会社ワンズライフさんで講義です。
カタい社員研修と違い、一般の方向けのセミナー経験豊富な私だからこそできる、楽しい社員研修コンテンツをお作りしました。
その名も、「人の最後に関わる事業者が知っておきたい法律知識」。
内容は相続の基礎です。みなさん、すごく真剣。
今まで「こういう場合どうしたらいいのだろう」と疑問に思った経験をお持ちの方も多く、質問も鋭い。
とはいえ、小難しいとイヤになるので極力やさしくわかりやすく。笑いも取りに行きます!!
相続の定義「包括承継」についても、図で表すとこのとおり。ほら簡単(笑)。↓
一時間の中に抜き打ちテストと検定テストを入れ込んで、学んだらすぐアウトプットするのが峯岸流。
エグい引っ掛け問題のあるサディスティックな検定テスト中のみなさんの様子を、上野社長とサディスティックに撮影(悪い顔)。
サディスティックなテストにもかかわらず全問正解者続出で、さすが日常的に遺品、遺産に関わっている社員さんは優秀です。
みなさんの感想は
「ずっと疑問に思っていたことがすっきりした」
「いつも座学は眠くなるけど、今日の講義は最後まで楽しかった」
と、こちらもとてもやりがいのある講義になりました。
最後は社員の皆様と記念撮影。
遺品整理にお困りの方は、相続問題などのトラブルもあわせて抱えてしまわれる方もいらっしゃいます。
法律のアドバイスはもちろん専門家でないとできませんが、お客様が何に困っているのかを理解するため、事業者がきちんと関連の法律について知っておくことは大切なことですね。
お客様が抱える問題を共有して徹底的にお客様に寄り添える。そのために努力をする。そんな事業者が選ばれていくのだろうと思います。
今年は、1/25の相続関連事業者様向けセミナー、4/11の不動産事業者様向けセミナーなど、こうした事業者様向けの相続セミナーコンテンツも着々と増えています。
アイディアを形にしていくのは、本当に面白いですね。
全ての分野の頑張る方、共にどんどんトライして参りましょう!
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