夏ですね!
バチェロレッテジャパン3を見終わりました。バチェロレッテも男性も理系の方が多く理系の恋愛ってこんな感じなのか、なんか全然ドロドロしないんだなあと思いつつ最後まで一気にみちゃいました。
谷崎潤一郎とか太宰治みたいなドロドロ恋愛に親しむ文系人間としては、ドロドロ要素もっと欲しかったよね(笑)。
さて、私はドラマも好きで、アマプラのみならずサブスクに複数加入してます。
先日、「弁護士さんって弁護士ドラマとか見るんですかー?」と聞かれて、結構見ていることに気がつきました。ご存知のとおり、本当はゾンビ系好みなのですが、ネットドラマはどうしても刑事モノが多くて、弁護士のドラマも見ています。
とはいえ、結構偏っていて、松本潤さんの「99.9%」は全然見てないし、日本でもリメイクされたり割と人気の「スーツ」は脱落しました。
そんな感じですが、私がここ数年で視聴したものの中で、おすすめベスト3はこちら!
3位 ベターコールソウル
ブレイキングバッドという犯罪ドラマのスピンオフ。登場人物の1人の悪徳弁護士ソウルの半生を深掘りする内容。もとはスピンオフだけどシーズン6まである人気作。
どの仕事でもある営業とか顧客とか経費とかの苦労をコミカルに描きつつ、「悪徳弁護士」だけに、弁護士倫理の授業とかで学ぶ「やらかし弁護士あるある」みたいなエピソードもてんこ盛りで、「あーそれ怖い怖い!」と同業者として肝を冷やしてしまう場面もある。
ただドラマ全体では、単なる弁護士の職業ドラマではなく、家族との確執や人の心の底のどす黒さみたいなものを描く重厚なヒューマンドラマです。
6シーズンと長いけれども(珍しく)ダレることなく最後までクオリティ高く作り込まれているのでおすすめです。
2位 ウヨンウ弁護士は天才肌
韓国が舞台ですが、日本と裁判制度が似てるんだな、と思いつつ違和感なく見てました。ただ、韓流ドラマでは検事は法服着てるんですけど本当なのかな?
現代の刑事訴訟法では、被告人も捜査機関も対等という考え方なので、ただの一方当事者である検事があんな権威的な法服着ているのはダメだろうと思っちゃうんですが、実際どうなのかね。今度、韓国の弁護士に聞いてみます。
話はそれましたが、サクッと1シーズンで完結して、見た後もスッキリなドラマでした。
とにかく優しくて温かな世界。
1位 リーガルハイ
正直、結構昔に見たのですが、いまでも最高に好き。主役の古美門(こみかど)弁護士はブッ飛んでて、空想上の存在に近いのですが、同業者が見ても痛快。
ちなみに、このドラマ以降出会ったとある事件の相手方についた弁護士が、ちょっと雰囲気似ていたので、陰で「コミカド」と呼んでました。愛を込めて。
「法テラス」とかのワードが出てきたり、リアルな感じも出ていつつ、「あーこんな弁護士いたら面白いよねえ」というファンタジー感もあり、現実逃避もできてよかったです。
また、有名な長台詞の回の話は、素晴らしすぎて何回も見た。弱りきった人たちの心を内側から奮い立たせる語りに胸が熱くなった。
単なるコメディーでは終わらないすごいドラマだったと思います。
好みのテイストの作品があれば、ぜひ見てみてください。