先日、生まれて初めてのマージャンやりました!!
実は、私の父は、雀荘の経営者をしていました。
ですので、マージャンはもっと早くやっていてもおかしくなかったのですが、正直言うと、これまで長年、「マージャンなんてやりたくない」と思ってきたんです。
というのも、うちの母と父はずっと仲が悪く、結果、最後には離婚するのですが、母は私が物心ついた時から、父のこともマージャンのことも悪く言っていました。
小さな時から聞かされ、見事に母の影響を受けてしまい、やりもしないし知りもしないくせに、マージャン嫌いだったのです。
でも今にして思うと、父は個人事業主として1人で店舗を切り盛りし、家族を養ってくれたのです。私を私立大学まで行かせてくれました。それって大変なことですよね。
今、自分が同じ経営者となってみて、シンプルにすごいなと思います。
そして、母はさておき、私まで父の生業を嫌うなんて、とんだ身の程知らずだったと思います。
一度、私が大学生のとき、父が「お友達を店に連れてこいよ」と言ってきたことがありました。父は、自分の雀荘を誇りに思っていたのです。
でも、母と一緒になって父や父の仕事を毛嫌いしていた私は、「恥ずかしい」と思って、友人を連れて行ったことはありませんでした。
結局、店はうまくいかなくなり、25年ほど前に店は閉店し、父母は離婚して、私とも疎遠のまま父は亡くなりました。
いつかあの世で父に会ったら、詫びて感謝を伝えないといけないと思ってます。
先日行った雀荘は、有楽町にある老舗らしいお店でした。家族経営で、家族みんなで切り盛りしていて、店内はいまブームの健康マージャンらしく女性の方でいっぱいでした。
環境の違いはあるにせよ、ふと「うちはなぜこうなれなかったんだろうな」と考えました。
そして、もし今タイムマシンで戻れたなら、父と母の関係とか、経営のこととか、何かできることがあったんじゃないか?今の私が入ったら、別の結果になっていたんじゃないか?と思ってしまいました。
まあ、過去は変えられないので、全ては妄想ですが。
私が今、経営者のサポートをしたいと思うのは、この幼少期からの体験も根底にあるのかもしれません。
仕事も家族もバランスよく幸せに維持していくにはそれなりに努力や勉強が必要。
でも、その努力や勉強をしていない人はまだまだ多いと感じます。
経営者の方たちの中で、そういう根本的なことを一緒に考えたり、振り返ったりする文化を作りたいと心から思います。
モヤモヤしてることあればご相談ください。