弁護士って、ここ10年ほどで約15000人増えています。
(日弁連の資料から計算しました。)
人が増えれば希少価値が減って、平均年収が減りますし、
ヒマになったなどの声もよく聞こえます。
そんな状況で、若手弁護士たちが「何のために弁護士になったのかわからない」
とか、「難しい試験をクリアしたのに報われない」とか、はなしているのをよーく聞きます。
そういうのを聞くたびに、「じゃあ、ジョブチェンジしちゃいなよ」っておもいます。
だって、
若くて司法試験クリアできる能力があるなら、別の分野で大成功できるんじゃないかと思うので、
なぜ弁護士のままでいるのかちょっとわからないんですもの。
そもそも、数ある仕事の中で、「何のために弁護士という職業を選んだのか」
というところに立ち戻ると、
みんな多かれ少なかれ、身につけた知識をつかって人の役に立つところに
動機があるんじゃないのか、と思うんですよね。
(まさか、イマドキ「お金持ちになれそうだから」っていう動機だった、という人がいたら、
それはそもそも現状把握能力がアレだと思いますし 🙄 。)
収入って、ひとそれぞれのミッションを達成するために(人の役に立つために)
一生懸命頑張るという、そこについてくるのではないのだろうかね。
ともかく現状に不満があって、何のために弁護士になったのだろう
と悩む人がいたら、まずは、原点に立ち戻って
なぜこのジョブを選び取ったのか、資格とって何をしようとしたのか、
しっかり考えてみたら良いのかなと思います。
あと、仕事がないと思ったら人の中にどんどん入っていくこと。
そりゃ、事務所の奥の部屋で待っているだけじゃ仕事なんてきませんぜ。
士業がアガる、そういうイベントやろうかな~ 😀 。