先日、あるビジネスパーソンの方とお話ししていた時のこと。
「士業の中には、別の士業との間で互いに理解不足や不信感を持ってる人いるよね」というお話になりました。
一口に士業といっても、弁護士、司法書士、行政書士、税理士、弁理士、社労士などなど、色々あります。
士業同士関わることはあるのですが、その時
「弁護士ってリスクの話ばっかりでヘタレだよね」
と他士業から言われることとかありますし、
逆に弁護士からみて他士業のやった仕事について「なんでこんな甘い処理してるんだ」と疑問に思うこともあります。
一般の方からみると、士業といえばみんな同じ仲間の一部みたいに思われるかもしれません。
でも、当たり前ですが、クリアすべき試験も仕事内容も違うため、隣の士業が何をやっているのか実のところよくわからないんですよね。
その上、隣接士業では互いの職域のテリトリー争いみたいなこともあり、なんか互いに面白くないと感じているところもあるのかもしれません。
一部のトラブル案件だけ見て、「この士業のやることは全部ダメ」みたいな先入観もあったり。
こんなへんな環境ができてしまっているせいで、協力した方が良いことまでうまく協力できなくなっているんじゃないかと。
それって残念だよね、というようなお話になりました。
「わからなさ」「信頼関係のなさ」が原因であるならば、交流しちゃうのが一番なんですが、実は士業って普通にしてるとほとんど横の交流ってないんですよね。
だから、私も数年前までは、「うわ、この問題、税務上どうなるんだろう?」「登記どうなるんだろう」「建築許可どうなるんだろう」などなど疑問があるときにとても困っていました。
しかたなく事務所のボスを通じてすごい年上の税理士や司法書士や行政書士の先生に、ビビりながらお伺いする、という感じでやってたんです。
でも、お互い気軽に相談できる身近な士業仲間ができてからは、携帯一本でちょっと質問できるようになり、とても助かっています。
該当者の方いつもありがとうございます。(^^)
そういう横のつながりを深め、信頼できる他士業と連携できたなら、お客様にもより良い、より速いサービスができそうですよね。
そう。士業が仲良くすることは社会貢献にもつながるのだ!!
そんなわけで、士業ゼミの第2回をやりました。 1回目参加者は皆リピート。そして新しい参加者の先生も。
東京からのご参加も多く、「浦和はもはや東京だな」と思いました(笑)。
「ランチ時間を賢く活用。今日から使える知識を一つ学んじゃいましょう」というコンセプトなので、会場も気合を入れて選択しています。
今回は、浦和ロイヤルパインズホテルの美味しさに定評あるランチデザートブッフェ、ラモーラさん。
弁理士の市原政喜先生(トップの写真で、私のお隣に座っていらっしゃる先生)の講義は商標についてでした。

市原先生は、守りはもちろん、攻めのビジネスにも役立ててしまう知的財産法のプロフェッショナル。
しかも、分かりやすい講義をしてくださるダンディな先生です。
最近では、みんな知っているあの政党の商標登録が話題になりましたし、あの有名ブランドのあの有名なバッグの形状も商標の問題になるとか、かなり身近な話題ばかりで、あっという間の講義でした。
ワイワイ議論した後は、おいしいデザートブッフェ。ケーキのおいしいホテルブッフェで大満足しました。
特にこの左上のロールケーキはすごいおいしいです。
次回は未定ですが、また楽しく勉強会したいと思います。
興味ある方は、アンテナはっておいてください
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