人間関係理論

人のふり見てわがふり直せ

世の中色々な人がいますよね。

 

「なんでこの人すぐ怒るんだろう」
「なんであの人グチばっかり言ってるんだろ」
「なんでいつもあんなに卑屈なんだろう」
「なんでこんなに上から目線なんだろう」  
「なんて失礼な物言いなんだろう」
 

などなど。

 

ホトケのような私だって、色々思うこともあります。

 

でも、こういうとき、その「なんで」について深追いしたり、イライラしたり、共感を求めて誰かとそのことについて文句をいう時間はムダですよね。

 

他人を変えることはできない。

 

何をやっても「そういう人」という事実は動かせないわけですから。

 

大事なのは、そのひとが「そういう人」であることを前提に「自分が」何をすべきか、何ができるかを考えること。

 

例えば、

 

その人の意見を受け止めて自分の対応を変えてみる。
めんどうだからスルーする。
距離をおく。  
反論する。
やめてほしいと伝える。

または、訴訟をする(笑)。

 

いや、ほんと最後のやつは冗談抜きで。

 

実は法律上の紛争解決って、まさにこの「他人は変えられない。自分がどうするか」という選択肢の考え方なんですよね。

 

法律相談などで、ひたすら相手の問題点をお話される方もいます。 つまりはグチですね。

 

弁護士にはカウンセリング的な需要もあると思っていますので、そんな方がいらっしゃればとにかく傾聴します。

 

でも、最後は選択肢を示した上で「どの選択肢を取るか決めたらご連絡くださいね」と言って別れるようにしています。

 

だってやっぱりグチの時間はムダなんだもん。 ムダなことにお金を払っていただくなんて気が引けますから。

 

 

「人のふりみてわがふり直せ」ということばがありますが、まさにこの文脈で解釈したらいいと思う。

 

「何ソレ」と思う他人の行動を見たら、「そうかそうか」と一旦受け止める。

 

で、自分がどう振る舞うか考えて選ぶ。

 

「人のふり見てわが振り選ぶ」 わけです。

 

 

出会い頭ではカチンとくることでも、「じゃ次、自分がどうするか」にフォーカスしてアタマをフル回転させていると、案外腹がたないもの。

 

戦うほどのことじゃないな、と思えば整理がつきますし。

 

それに、一瞬「は?」と思うときこそ案外大事なことの示唆だったりして、自分の養分にできることもあるんですよね。

  

 

アタマフル回転した結果、訴訟を選ぶ場合はお近くの弁護士にご相談ください(笑)。 
 

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