年が明けたと思ったら、もう3月。早いです。
ほとんどの方は昨年中に手帳新調されているのだと思いますが、私はようやく今日更新しました。
弁護士には、弁護士会から無料で手帳が配られます。
それがこのペタンコのシンプルな手帳。左が使用後。右が使用前。
毎年微妙に色が変化していきます。あくまでも地味な色のローテーションで(笑)。 でも、今年は「ピーコックブルー」見えなくもなく、ポップに見えなくもないかな。。
中身は、とてもシンプルで、メインのページは見開き1週間。やっぱこれ一番使いやすいよね。
弁護士っぽいのはこの辺。表紙を開くと、今年の他に去年と来年の年間カレンダーが。
過去の記憶って、曜日で思い出したりしませんか?
裁判なんかでも、例えば「その日は火曜日だからいつもスポーツクラブに行っていて、その時間はそこには行かなかったはずだ」みたいな主張をしたりするので、過去の事実についての主張には、カレンダーチェックが大事。
あとは、裁判の予定を書き込む欄もありますが、私は使ったことがありません(^^;)。
「手帳は取っとけ」というボスの言葉に従い、毎年更新して使わなくなった手帳も、弁護士になった9年前から全部捨てずに取ってあります。
あの頃、どんな仕事をしていたか、どなたの事件をお受けしていたか。
いろいろなことを思い出すきっかけになります。
9年ともなると、中には、その後亡くなったというご連絡を頂いた方もいたり、その人生のひと時を並走したそのお客様のことを思い出してしまいます。
手帳は経験と実績の集積でもあります。
特に自分が選んだ仕事が増えてきた内容を見ると、「これぞ私のキャリア」と、別の感慨もあります。
さらに、これを主体的に捉えると、手帳は自分のあり方を決めていくツールでもあると思います。
手帳に何を描くかを自分で全力で考えて決めていると、いきたい方向に行けるもんですね。
日々、私たちが手帳に書いているのは、単なる予定じゃなくて未来の自分なのだ。
さて、真新しいこの2017の手帳。
どんな仕事を選んで記していこう。
みなさんは、手帳の上にどんな未来をデザインしていきますか?