幼少期のタイガーウッズを指導したというゴルフのカリスマコーチ、ルディデュランさんが、公立学校のゴルフ部で部員たちにコーチをする、というテレビ番組をみました。
私もゴルフを下手なりにやるのですが、目からウロコ&脳天イナズマ。
熱心なゴルファーさんなら、練習後やラウンド後、反省ノートをつけたことありませんか?
「ここがこう悪かった」
「この場面でこんな失敗した」
ルディさんは、そうではなく「うまくいったこと」をノートにかくよう指導します。
バンカーなどのハザードに入れてしまったことではなく、ナイスアウトしたこと。
2オンできなかったことでなく、3打目でナイスアプローチできたこと。
良いイメージを持つことで、たとえうまくいかない状況でも、次に良いイメージでリカバリーできるようになるわけです。
これって、ゴルフに限らず何事にも言えることだな、と思います。
スポーツはもちろん、仕事や試験など、ゴールに向かってスキルを磨く必要のあること全てに通ずる真理。
だって、いつも辛気臭く反省ばかりしてるとその道を進むのが嫌になりますよね。
目指すのが遠いゴールならなおさらのこと。
それに何より、否定的なコトバや表現って、なぜか否定的な結果をもたらしませんか?
ちょうど、そんな話を仲良しの社長としていたタイミングでもあり、この番組を見て、「やっぱそう思う?ルディも?」と、 脳天イナズマだったわけです(笑)。
私自身、とにかく反省を続けるとか、褒められても「いや、私なんかまだまだあんなこともダメ、こんなこともダメで。。」と謙遜することこそ美徳!というのがスタンダードだと思っていた時もありました。
でも、うまくいった、良かった、というポジティブな部分にフォーカスしていくほうが楽しいし、次も本当にうまくいく。
ダメ出しばかり受け止め続けて、自信を持つことを自分に許さないでいると、確実にスポイルされますよ。そういう人たくさん見てきました。
古いスタンダードやルールはゴミ。
古い六法と同じ。 山積みにして捨てよう。そして新しいスタンダードを手に入れよう。
(写真は勤務先ロースクールに打ち捨てられている古い六法の山です。2015のも、もう古いんですよねえ。時が経つのは早い。。)