すごく不思議な話なのですが、乳がん発見のきっかけは、私がFacebookに投稿したある記事でした。↓
(Facebook)人助けなんて無理なのよ(弁護士峯岸優子Facebookページ)
人助けなんて無理なのよ※2023年4月にブログに転載
↑
昨年初夏、この記事を読んで共感してくれた知らないお医者さん(J先生)が、共通の知人に「この人、どういう人?知り合いなん?」みたいに、私のことを問い合わせてくれたのが縁。
それで、その知人の紹介でJ先生と知り合いになり、話をしている時に、「もうアラフィフだし自分の身体を検査したいんですよね」という話をしたところからの検査、発見というプロセス。
ただ、当時、乳がんなんて全くノーマークだったので、まさかそんなところでがん告知くらうとは本当に思ってませんでした。
しかも、最初の段階では、J先生は「問題ないと思うけどちょっと気になるしこりがある」というテンションで、検査行くのも念のため、くらいの感じでした。
で、八重洲にある病院でマンモグラフィー、超音波に加え、MRIも受けました。
あれ?と思った方もいるかもしれませんが、普通おっぱいの検査といえば、マンモグラフィーとか超音波だけですよね。MRIをこの段階でやるって多分レアだと思います。
しかし、このJ先生は、「普通の健診で日常的によく起こっている見落としを絶対無くしたい」という思いを持っているかた。
だから、超音波やマンモグラフィーだけでなく、MRIも受けるよう指示を出してくれたのです。
当時は「そこまで必要なのかな?」とも思ってました正直。
ところが。
検査に行った数日後、J先生から急に連絡があり呼び出されました。
行くと、マンモグラフィーや超音波では引っかからなかったけど、MRIの結果に「がんかもしれない」所見があるというのです。J先生によれば、この結果からすると8:2でがんだと思うというわけ。
今思えば、このあたりからさすがに「がんかもしれない」という意識が現実になりました。
でも一方で、まだこの時は「いや、多分私は2の方なんだろう」という根拠のない自信もあり、「がんだったらどうしよう」ということまで考える余裕はなく、「とりあえず、普段は忘れとこう」と頭の外に追いやっていたのでした。