当初、「お腹もスリムにできちゃうじゃん」という、よこしまな考えから「再建はお腹ドナーで!」と決めていて、しかも形成外科の先生からも「お腹はベターではないができなくはない」と言ってもらったにもかかわらず、お腹ですんなり進められなかったのには3つ理由があります。
それは、①通っているがん専門病院のお腹ドナーの術式が、お腹も腹直筋という筋肉を取るものだったというところ(「腹直筋穿通枝皮弁術」といいます。お腹の術式は実は複数あって紛らわしいので、いつか詳述しますね。)。
さらに、②お腹だと、血管を形成するために肋骨を一部切ったりすることで感染症や気胸のリスクがあると聞いたこと。
そして、③お腹だと日頃、自分に傷が見えることになるという事実。
このあたりで悶々としていたところだったので、太ももドナーの可能性は「おおこれぞ」という福音でした。
そして、入っていた保険の付帯サービスのティーペックで、無料で医師のセカンドオピニオンを受けられると知り、太ももドナー選択の可能性について知りたい、と早速窓口に電話をかけてみました。
担当の方はとっても親切で、ふとももドナーでできる病院を検索してくれました.その中で東京にあり、セカンドオピニオン対応している病院は3つ。
東京大学附属病院、三井記念病院、がん研有明。
当時ちょうどコロナが猛威を振るってた頃で、セカンドオピニオンも門戸が狭く、すぐ予約が取れそうだったのは三井記念病院だけでした。
実は三井記念病院は、実家の近くで私も小さい時に入院したことのある病院。そして、太ももドナーのことについて書いてくださっていた方の病院も三井記念病院でした。
そこで、三井記念病院に申し込み、1週間後にセカンドオピニオンに行くことになりました。
ところで、このティーペック利用の時に興味深かったのは、担当の方が「こういう乳房再建のドナー部位の相談をうけるのは初めて」的なことをおっしゃっていたことです。
ティーペックさんといえば手術に関する情報がたくさん集まってくる場所。そして、女性の9人に1人が乳がんになると言われている時代。わたしが直面している「再建する部位の選択肢」の悩みってまだまだメジャーじゃないんだー、と驚きました。
でも、担当してくれた方は一つ一つ調べて、丁寧にやり取りをして調整してくださり、とても感謝しています。ティーペックおすすめです。
そんなわけで、セカンドオピニオン当日を迎えたのでした。長くなりそうなのでつづく。
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