前のブログで、誰かのために怒る必要なんてないし、なんなら怒り感情は外側に出さないのが吉と書きました。https://minegishi-yuko.com/2024/05/09/怒りについて①怒りを外側に出すのは損しかない/
とはいえ、「怒り」って自分の傾向を知るのにとても役立つ要素であって、「内側」に止める限り、怒ることはすごく大事なことだと思っています。
自分の限界とか、自分の倫理感とか、自分の善悪判断の基準とか、自分の正義感とか、自分の進みたい方向性とか。
自分が何に怒るのか。何を理不尽だと思うのか。その感情を通して、自分自身の姿が見える。
また怒りは強い原動力になります。
仕事でも、相手方のムカつく主張書面に対して、絶対に反論してやる!と色々調査したりしますし。小さな例ですけどそういう積み重ねも自分を成長させてくれます。
そもそも、これまで振り返って見ると、何かに怒っていなければ、私は今ココにいなかったと思います。
これでいいのかという疑問や怒りがあるから人生を変えるような決断ができたりする。
歴史を見れば、怒りは、論理と結びつくことによって、社会まで変えてきた。
だから、怒りは、そのまま外にただ漏れさせるのではなく、内側でよく観察して、自分のガソリンに変え、その力で遠くまで行けばいいのです。
その原動力を使いこなせたら、自分の思いどおりの未来を描けるかもしれません。
怒りはうまく使う。
自分の内なる怒りにうまくライドして進もう。