弁護士目線で考えること

助けを求めるスキル

どうにもならないと悩んでいる方も、話をよく聞いてみると、どうにもならなくしているのは自分だ、ということがほとんど。

解決するための選択肢は確実にあるのに、それを選択できない。 

家族にどう思われるか不安。

相手がなんと言ってくるか怖い。

 

そんなふうに心が壁を越えられない。

 

現状を変えられるし楽になる手段があり、私にはその手続きを進めるスキルとか専門性がある。 

だけど、その方が、自分から「変えよう」と思って私の手を取ってくれないと、私は何もできない。 

 

「我慢しないと」とか「人に迷惑をかけられない」という真面目な人ほどそうなる。  

 

でも、世界が変わり、価値観も変わり、物価も上がり、目まぐるしく変わっているこの時代、なぜそんなにかたくなに真面目に何かを維持しようとし続けるんだろう。

  

今、多くの人にとって、困った時に周りに助けを求めたり、頼ったり、弱さを見せるスキルがものすごく必要なんじゃないかと思う。   

 

どうしようもないと思ったら、そのスキルを発動し、トン!と切り替えてなるべく早く次のステージに行く。 

  

そういう選択ができるほうが、幸せの総量は多くなると思う。

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