同情で受けた仕事は90パーセントうまくいかない

相談を受けていると、「かわいそう・・・」と思うことがあります。

うまく説明されてうっかり高額商品を買ってしまったがクーリングオフ等ができない、とか、

100パーセント相手が悪いし裁判では勝てるけどお金の回収が困難だ、とか。


相談者は、「ダメもとで主張するだけでもお願いします」とおっしゃることもあります。

そういわれると、こちらもかわいそうだから、やるだけのことはやってあげたほうがいいかもしれない、と思ってしまうことも。

 

でも、経験上、かわいそうだと思って、イレギュラーなサービスをする事案に限って、結局「最初に断るべきだった」というオチになることがほとんどです。


だって結局当初の想定どおり、そもそも無理なんだもん。


そして、最初に「ダメもとでいい」

と言っていても、「ダメでした」だけじゃ納得しないのが人の情。

 

そもそも、弁護士の場合、請求、主張をして、最終的に経済的利益を獲得することを求められる職業であって、

ただの「メッセンジャー」じゃないんですよね。 お客様に必ずなんらかの利益をもたらしてナンボ。

 


ほかのシゴトでもそうだと思いますが、どうしても結果が求められる仕事の場合、結果が出せないことがわかっているのに仕事を引き受けるのは、お客様にとって不利益です。


そこを見極めて、早い段階で「無理ですよ」というのが本当はプロとしての最良のサービスだと思っています。

ダメなものは早い段階で遠慮なくダメという。


それでスッキリしていただくことも多いですよ

だって、ダメなもんにさらにお金と時間をかけるほど無駄なことはありませんよね。


だったら、万に一つの「いけるかも」に期待してずるずる過ごすより、スパッとまったく別の場所で取り返そうと努力する人のほうが、結果いい人生を送るような気がします。

 

全てにおいて私はそう思っていますので、私の法律相談を聞いて冷たいと思う方も中にはいるかもしれません。

 

でも、私は同情だけではお仕事はしないです。並走するとか、ひととき安心したいというだけなら別の専門家に依頼した方がいいんですもの。  

 

専門家も色々。意見も色々。

 

セカンドオピニオンをどしどし聞いて、最良の選択をしてくださいね。
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