那須に出張でした。
本当です。ゴルフとかアウトレットとかには神様に誓って行ってません。
裁判には「管轄」というのがありまして、裁判を起こせる場所は決まっています。
自分の住所地、相手方の所在地、 亡くなった方の最後の住所地などなど。
法律で詳細に定められています。
この管轄を自分の依頼者の有利な所になんとか取れないか、と工夫するのも弁護士の基本スキルの1つ。
でもどうにもならないことも多いわけで。。
そういうルールのため、それまで思いもよらなかった場所の裁判所に行ったり、逆にとても遠くにお住いの方からご依頼をいただくこともあります。
霞ヶ関もどーんと大きくていいけれど、地方の裁判所って風情があります。
建物が古ければ古いほど、「ワシは長年この地域の司法を守ってきたのじゃ」という矜持を感じて、思わずひれ伏しそうになります。
裁判所って、だいたい駅から遠いところが多いですが、意外と観光エリアにある裁判所もあるんですよね。
たしか、越前大野とか、下田とか。
そんな観光地で唐突に裁判所を見つけると、「人のいるところ紛争はあるのだ」としみじみ感じます。
全国区で動いている方々からのご紹介で、色々な場所でお仕事できて、ありがたいです。
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